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まず、公立高校受験に関係する私立併願入試から解説いたします。

 

 

 私立高校併願入試


 

第一志望の公立高校(又は私立高校)が、不合格になった場合、その私立高校に必ず進学することを条件に入学(合格)を確約する制度です。

確約するに当たり、推薦入試同様、成績が各高校が定めた一定基準を満たしていることが条件となります。多くの場合、推薦入試より条件(基準)が厳しくなっています。また、高校によっては、実施してない高校もあります。

<併願入試例>
D高校 推薦基準:中2+中3(各5科)=38/50
    併願基準:中2+中3(各5科)=40/50

E高校 推薦基準:中3,5科20又は9科38
    併願基準:中3,5科21且つ9科40


条件は、各高校によって異なりますが、上記でわかるように推薦は、「又は」、併願は、「且つ」になっている場合もあるので注意が必要です

高校によっては、私立との併願を認めていない場合もあります。

 

 

<注意事項 ~ 併願入試の落とし穴 ~>

 

次に解説する推薦入試同様、併願基準は、偏差値と必ずしも一致しません

例えば、今年度も偏差値50の高校(A高校)の併願基準が100135偏差値55の高校(B高校)3445といった例があります。

一見、A高校の場合、100135、すなわち45に換算すると33で、3445より、多少低いように見えますが、もし、2年生の成績が、3045だった場合3年生では、3545必要であり、

3445B高校より、基準が高くなります。

 

すなわち、もし2年生の成績が30453年生の成績が3445の生徒の場合、偏差値50A高校の併願はとれませんが、偏差値55B高校の併願はとれます。

 



 

 

 私立高校推薦入試



私立高校を第一志望とする場合、成績が各高校が定めた一定基準以上であることを条件に合格を確約する制度です。高校によっていろいろな形で基準を設けています。

従って、下記で示す例のように、偏差値が高いからといって基準を満たさないとは限りません。

生徒の状況に応じて、条件を満たす高校が変わりますので、正確な情報が必要です。

<推薦入試例>
A高校(偏差値55) 推薦基準:各5科の成績,中2後期+中3後期=38/50
B高校(偏差値61) 推薦基準:中3後期,5科19/25又は数英もしくは数理合計8/10


生徒:中2後期 5科成績16,中3後期 5科成績19 合計34
     A高校の推薦は取れませんが、B高校の推薦は取れます。


生徒:中2後期 5科成績20,中3後期 5科成績18 合計38
     A高校の推薦は取れますが、B高校の推薦は取れません。

このように総合成績では、生徒のほうが上なのに偏差値61の高校には、総合成績が低い生徒の方が、推薦が取れてしまいます。

このような例は、決して稀なケースではなく、高校によっては3科や2科で推薦が決まる場合もあります。

過去に中3後期の9科の成績が合計25/45で、偏差値55の高校に推薦で合格した例もあります。

 

 

 

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